問題 1
我が国の平成17年(2005年)の死因順位の第1位はどれか。
問題 2
我が国の平成17年(2005年)の女性の平均寿命に最も近いのはどれか。
問題 3
生活習慣病はどれか。
問題 4
職業性疾病はどれか。
問題 5
我が国の平成15年(2003年)の1人当たりの医療費が最も高い年齢階級はどれか。
問題 6
マズローの基本的欲求階層で最上位の欲求はどれか。
問題 7
我が国の平成17年(2005年)の児童の疾病・異常被患率で最も多いのはどれか。。
問題 8
思春期の特徴はどれか。
問題 9
女性の更年期障害に最も関与するのはどれか。
問題 10
高齢者に現れやすい歩行の特徴はどれか。
問題 11
白血球の働きはどれか。
問題 12
健康な成人の血液中に最も多い抗体はどれか。
問題 13
血液中の総ヘモグロビンに対する酸素化ヘモグロビンの割合を表すのはどれか。
問題 14
言語中枢があるのはどれか。
問題 15
胃潰瘍の患者にみられる少量の吐血の特徴はどれか。
問題 16
空腹時の腹痛を特徴とする疾患はどれか。
問題 17
弛緩性便秘予防の指導で適切なのはどれか。
問題 18
鉄欠乏性貧血でみられる症状はどれか。
問題 19
狭心症発作時に使用するのはどれか。
問題 20
血液感染するのはどれか。
問題 21
ジギタリス中毒の症状はどれか。
問題 22
出血傾向のある患者に禁忌なのはどれか。
問題 23
成人の血圧測定に用いる上腕用マンシェットの幅はどれか。
問題 24
意識レベルの観察で最初に行うのはどれか。
問題 25
感染医療廃棄物の廃棄容器に表示するマークの形はどれか。
問題 26
成人の経鼻経管栄養法の体位で適切なのはどれか。
問題 27
薬物の効果発現が最も早い与薬方法はどれか。
問題 28
酸素吸入中に禁止するのはどれか。
問題 29
気管内吸引時に起こしやすい合併症はどれか。
問題 30
胸骨圧迫心臓マッサージで手を置く位置はどれか。
問題 31
副腎皮質ステロイド薬の副作用はどれか。
問題 32
術後せん妄で正しいのはどれか。
問題 33
心血管系の症状とアセスメントの組み合わせで正しいのはどれか。
問題 34
感染症と病原体の組み合わせで正しいのはどれか。
問題 35
痛風で正しいのはどれか。
問題 36
麻酔前投薬で気管支粘膜からの分泌抑制を目的に使用するのはどれか。
問題 37
薬とその副作用の組み合わせで正しいのはどれか。
問題 38
コンタクトレンズの使用に関連して起こり得るのはどれか。
問題 39
モニター心電図は規則正しかったが、1分前から図のような波形がみられた。
自覚・他覚症状で考えられるのはどれか。
問題 40
大腸癌で正しいのはどれか。
問題 41
血清総コレステロール値が低下するのはどれか。
問題 42
原発性上皮小体(副甲状腺)機能亢進症で正しいはどれか。
問題 43
皮膚病変とその原因となる疾患の組み合わせで正しいのはどれか。
問題 44
膣炎と分泌物の性状との組み合わせで正しいのはどれか。
問題 45
現在の家族に関する統計で正しいのはどれか。
問題 46
労働安全衛生法に規定されているのはどれか。
問題 47
介護保険法で正しいのはどれか。
問題 48
社会福祉行政業務報告における生活保護開始の理由で最も多いのはどれか。
問題 49
婦人相談所の機能はどれか。
問題 50
一次予防はどれか。
問題 51
スクリーニング検査で特異度を高くした場合に正しいのはどれか。
問題 52
麻疹の予防接種で正しいのはどれか。
問題 53
京都議定書が解決を目指す環境問題はどれか。
問題 54
我が国の平成17年(2005年)10月1日現在の全国総人口はどれか。
問題 55
保健師助産師看護師法に基づくのはどれか。
問題 56
看護師の判断で決定できるのはどれか。
問題 57
世界保健機関(WHO)のヘルスプロモーションの考え方で適切なのはどれか。
問題 58
看護過程における客観的情報はどれか。
問題 59
集団指導時の座席で、参加者のグループダイナミックスを活用しにくいのはどれか。
問題 60
看護師の手指の清潔で適切なのはどれか。
問題 61
皮内注射の実施方法で適切なのはどれか。
問題 62
水銀式血圧計を用いた触診法による血圧測定で適切なのはどれか。
問題 63
臥床患者のシーツ交換の際、汚れたシーツの取り扱いで適切なのはどれか。
問題 64
器質的な異常はなく、尿意はあるが排尿できない患者に自然排尿を促す援助で適切でないのはどれか。
問題 65
男性の導尿で、カテーテル挿入開始時の陰茎の下肢側からの角度はどれか。
問題 66
皮膚の抗菌作用を保持するために効果的なのはどれか。
問題 67
口腔内の状態で正しいのはどれか。
問題 68
ブレーデンスケールで評価するのはどれか。
問題 69
前腕から点滴静脈内注射中の患者の寝衣交換をする際、輸液ボトル・セットの袖の通し方の適切なのはどれか。
問題 70
入院中の患者が「最近、消灯後に寝つくまで30分ぐらいかかり、朝の検温で目が覚める。ずっと夢を見ていたような感じで、ぐっすり眠れたと思えない日が続いている」と言う。
睡眠状態のアセスメントで適切なのはどれか。
問題 71
Aさんは、朝食と昼食は食べられず、夕食に梅干し1個でご飯を茶碗1/2杯食べた。日中に5%のブドウ糖500mlの点滴静脈内注射を受けた。
Aさんのおおよその摂取エネルギーはどれか。
問題 72
体位変換が有効でないのはどれか。
問題 73
左不全片麻痺患者の入浴にバスボードを用いる位置で最も適切なのはどれか。
問題 74
外来診察における看護師の対応で適切なのはどれか。
問題 75
成人の鼻腔からの一時的気道吸引で適切なのはどれか。
問題 76
発生する粒子が最も小さいのはどれか。
問題 77
温罨法の作用で正しいのはどれか。
問題 78
災害時に病院に搬送されたトリアージタッグ識別色が赤の傷病者への対処はどれか。
問題 79
我が国の看護職員の確保対策で正しいのはどれか。
問題 80
50歳の女性。末期がんで疼痛管理のため入院しているが在宅療養を希望している。
看護師の家族への退院指導で適切なのはどれか。
問題 81
要介護2の在宅療養者が介護保険で利用できるのはどれか。
問題 82
在宅療養者と家族とに関わる訪問看護師の基本的な対応で適切なのはどれか。
問題 83
80歳の女性。自宅で療養中。ADLはほぼ自立しているが、動作に時間がかかり、時々尿を漏らしてしまう。「トイレに行きたいが、廊下を汚してしまう」と言う。
指導で最も適切なのはどれか。
問題 84
在宅酸素療法中(1ℓ/分24時間)の1人暮らしの高齢者が散歩を希望している。
選択する機器で最も適切なのはどれか。
問題 85
在宅人工呼吸療法の日常の管理で、療養者および家族への指導で適切なのはどれか。
問題 86
在宅中心静脈栄養法(HPN)が必要な療養者その家族。
看護師の退院指導で適切なのはどれか。
問題 87
ターミナル期にある療養者の家族に対する予期的悲嘆への援助で適切なのはどれか。
問題 88
我が国の平成16年(2004年)の45~54歳の通院者率が最も高いのはどれか。
問題 89
心筋梗塞の危険因子となりにくいのはどれか。
問題 90
VDT(Visual Display Terminals)機器の作業で適切なのはどれか。
問題 91
状況的危機はどれか。
問題 92
顔面に広範囲のⅢ度熱傷を負った患者が搬送された。
最も優先する処置はどれか。
問題 93
手術後に発症する肺血栓塞栓症で正しいのはどれか。
問題 94
嘔気・嘔吐が強く出現する抗悪性腫瘍薬はどれか。
問題 95
ノーマライゼーションの考え方で適切なのはどれか。
問題 96
特定疾患治療研究事業の対象疾患はどれか。
問題 97
がん(性)疼痛に対するフェンタニルパッチについて適切なのはどれか。
問題 98
拘束性換気障害を起こす疾患はどれか。
問題 99
ホルター心電図検査の説明で適切なのはどれか。
問題 100
冠状動脈造影検査で穿刺に最も多く用いるのはどれか。
問題 101
胃全摘術を予定している患者に、中心静脈カテーテルを挿入した直後から呼吸困難が出現した。
最も優先される検査はどれか。
問題 102
大腸内視鏡検査で正しいのはどれか。
問題 103
成人の2型糖尿病患者。身長160㎝、体重67,0kg、BMI26.2。
事務職をしている。
1日の栄養摂取で適切なのはどれか。
問題 104
膵臓癌で膵頭十二指腸切除術後1日に挿入されているチューブとその目的の組み合わせで正しいのはどれか。
問題 105
甲状腺右葉切除術後1日目の患者への説明で適切なのはどれか。
問題 106
連続携帯式腹膜透析法(CAPD)で最も適切なのはどれか。
問題 107
ベーチェット病にみられる症状はどれか。
問題 108
小脳機能のフィジカルアセスメントで把握するのはどれか。
問題 109
アルツハイマー病で正しいのはどれか。
問題 110
ミエログラフィ終了後の体位で正しいのはどれか。
問題 111
S状結腸切除後に最も起こりやすいのはどれか。
問題 112
ダグラス窩穿刺で適切なのはどれか。
問題 113
食道癌術後10日の患者。三分粥食が開始されたが、嚥下時のつかえ感を訴え、未消化の食物を嘔吐した。
手術部位に生じている状態で最も考えられるのはどれか。
問題 114
喘息のため吸入用ステロイド薬を使用する患者への説明で適切なのはどれか。
問題 115
急性心筋梗塞で、緊急に左大腿動脈から経皮的冠状動脈内血栓溶解療法(PTCR)を受けた患者が、2時間後に「あおむけに寝ているから腰が痛い」と訴えてきた。穿刺部位からの出血はなく、バイタルサインは安定している。
この時の対応で適切なのはどれか。
問題 116
ICG検査(indocyanine green test)の方法で正しいのはどれか。
問題 117
経尿道的前立腺切除術後1日の患者。尿流出は順調であるにも関わらず「尿がでない」と膀胱留置カテーテルの違和感を強く訴えた。
対応で適切なのはどれか。
問題 118
出生体重3,500gの正期産児。
生後4日目の状態で正常なのはどれか。
問題 119
新生児病棟における感染予防で最も重要なのはどれか。
問題 120
離乳開始時の調理形態で適切なのはどれか。
問題 121
小児の睡眠で正しいのはどれか。
問題 122
身長100㎝、体重28㎏の幼児。
身体発育の評価はどれか。
問題 123
幼児期後期における病気の理解や受容で最も特徴的なのはどれか。
問題 124
痛みのある幼児への援助で適切でないのはどれか。
問題 125
初めて採血を体験する4歳児。
看護師が児に検査の説明をする効果で最も期待できるのはどれか。
問題 126
小児慢性特定疾患治療研究事業で正しいのはどれか。
問題 127
病院で患児の死を看取る10歳の姉への対応で最も適切なのはどれか。
問題 128
出生時体重3,050gの正期産児。
新生児期に最もチアノーゼを生じやすい先天性心疾患はどれか。
問題 129
平成16年(2004年)に策定された「子ども子育て応援プラン」の重点課題はどれか。
問題 130
産前産後の休業を保障しているのはどれか。
問題 131
女性の第二次性徴に最も関与するホルモンはどれか。
問題 132
妊娠中の内分泌系の変化で妊娠初期に急増し、以降漸減するのはどれか。
問題 133
レオポルド触診法で第1頭位である。
第1段法で触診できる胎児部位はどれか。
問題 134
妊娠32週の妊婦。「最近便秘がひどくなってきました」と言う。
保健指導で適切なのはどれか。
問題 135
25歳の初産婦。分娩第1期、未破水、子宮口4㎝開大。陣痛の発作30秒、間欠5分で産痛を訴えている。
この産婦への援助で最も適切なのはどれか。
問題 136
正常分娩した初産婦。産褥5日の子宮復古の正常なのはどれか。
問題 137
産褥3日の初産婦。分娩直後から母児同室を行っている。「おむつの交換など赤ちゃんの世話にかかりきりで、ゆっくりできる時間がありません」と言う。
対応で適切なのはどれか。
問題 138
新生児の先天性代謝異常マススクリーニングで適切なのはどれか。
問題 139
妊娠37週で出生した新生児。身長48㎝、体重2,100。アプガースコアは1分後8点、5分後9点であった。
出生後3時間ころに出現しやすいのはどれか。
問題 140
境界型人格障害の患者が、病棟の他患者に過剰に干渉してトラブルを起こし、主治医からその傾向を指摘された。診察後、患者は感情的に不安定になっている。
今後の患者の行動で注意するのはどれか。
問題 141
医療者に対して強い怒りを頻回にぶつける患者に対して、医療者が感じることがあるのはどれか。
問題 142
精神障害を伴わない思春期のひきこもりで最も障害されるのはどれか。
問題 143
パニック発作でみられるのはどれか。
問題 144
統合失調症の陰性症状はどれか。
問題 145
就寝前の睡眠薬を服用しても「何度も目が覚めて寝付けない」と、夜間訴える患者への最初の対応で最も適切なのはどれか。
問題 146
病棟入口の鍵がかかっているかを10分ごとに確認する行為を繰り返している患者への対応で最も適切なのはどれか。
問題 147
65歳の男性。脳炎後に些細なことで興奮するようになって入院した。翌日、午後のおやつを食べた直後に、患者は「おやつはどうしたんだ。俺のだけ隠しているだろう」と強い口調で言った。
対応で誤っているのはどれか。
問題 148
「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」の平成7年(1995年)改正で充実が図られたのはどれか。
問題 149
「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律」に改められている重大な他害行為はどれか。
問題 150
40歳の男性。統合失調症。身長165㎝。単身のアパート生活で訪問看護を受けている。この1カ月、体重が次第に増加して72㎏から78㎏になった。炭酸飲料を多く摂取していると言う。
訪問時の対応で最も適切なのはどれか。
我が国の平成17年(2005年)の死因順位の第1位はどれか。
問題 2
我が国の平成17年(2005年)の女性の平均寿命に最も近いのはどれか。
1. 65年
2. 75年
③. 85年
4. 95年
問題 3
生活習慣病はどれか。
1. 髄膜炎
②. 虚血性心疾患
3. 関節リウマチ
4. アルツハイマー病
問題 4
職業性疾病はどれか。
1. 骨折
②. じん肺
3. 高血圧
4. パーキンソン病
問題 5
我が国の平成15年(2003年)の1人当たりの医療費が最も高い年齢階級はどれか。
1. 14歳以下
2. 15~44歳
3. 45~64歳
④. 65歳以上
問題 6
マズローの基本的欲求階層で最上位の欲求はどれか。
1. 安全
2. 自尊
3. 所属
④. 自己実現
問題 7
我が国の平成17年(2005年)の児童の疾病・異常被患率で最も多いのはどれか。。
①. う歯
2. 肥満傾向
3. 心電図異常
4. 裸眼視力1.0未満
問題 8
思春期の特徴はどれか。
1. 分離不安
②. 第二次性徴
3. 第一次反抗期
4. ギャングエイジ
問題 9
女性の更年期障害に最も関与するのはどれか。
①. 性ホルモン
2. 成長ホルモン
3. 甲状腺ホルモン
4. 副腎皮質ホルモン
問題 10
高齢者に現れやすい歩行の特徴はどれか。
1. 歩幅が広くなる。
2. 後傾姿勢になる。
③. すり足歩行になる。
4. 上肢の振りが大きくなる。
問題 11
白血球の働きはどれか。
①. 生体防御
2. 血液凝固
3. 酵素の運搬
4. ホルモンの運搬
問題 12
健康な成人の血液中に最も多い抗体はどれか。
1. IgA
2. IgE
③. IgG
4. IgM
問題 13
血液中の総ヘモグロビンに対する酸素化ヘモグロビンの割合を表すのはどれか。
①. 酸素飽和度
2. 動脈血酸素分圧
3. ヘマトクリット値
4. ヘモグロビン濃度
問題 14
言語中枢があるのはどれか。
①. 大脳
2. 小脳
3. 橋
4. 延髄
問題 15
胃潰瘍の患者にみられる少量の吐血の特徴はどれか。
1. 泡沫状
2. アルカリ性
3. アンモニア臭
④. コーヒー残渣様
問題 16
空腹時の腹痛を特徴とする疾患はどれか。
1. 虫垂炎
2. 胆石症
3. イレウス
④. 十二指腸潰瘍
問題 17
弛緩性便秘予防の指導で適切なのはどれか。
①. 適度な運動
2. 努責の禁止
3. 腹部の冷罨法
4. 低残潜食品の摂取
問題 18
鉄欠乏性貧血でみられる症状はどれか。
①. 動悸
2. 発熱
3. 黄疸
4. 感覚過敏
問題 19
狭心症発作時に使用するのはどれか。
1. アスピリン
2. テオフィリン
3. リン酸コデイン
④. ニトログリセリン
問題 20
血液感染するのはどれか。
1. 結核
2. A型肝炎
③. B型肝炎
4. インフルエンザ
問題 21
ジギタリス中毒の症状はどれか。
1. 脱毛
2. 難聴
③. 不整脈
4. 呼吸抑制
問題 22
出血傾向のある患者に禁忌なのはどれか。
1. ペニシリン
2. インスリン
③. ワルファリン
4. プレドニゾロン
問題 23
成人の血圧測定に用いる上腕用マンシェットの幅はどれか。
1. 20㎝
②. 14㎝
3. 9㎝
4. 5㎝
問題 24
意識レベルの観察で最初に行うのはどれか。
1. 身体を揺さぶる。
2. 対光反射をみる。
③. 患者に呼びかける。
4. 痛み刺激を与える。
問題 25
感染医療廃棄物の廃棄容器に表示するマークの形はどれか。
①. (1)
2. (2)
3. (3)
4. (4)
問題 26
成人の経鼻経管栄養法の体位で適切なのはどれか。
1. 膝胸位
2. 腹臥位
③. 半座位
4. シムス位
問題 27
薬物の効果発現が最も早い与薬方法はどれか。
1. 皮下注射
2. 経口与薬
3. 直腸内与薬
④. 静脈内注射
問題 28
酸素吸入中に禁止するのはどれか。
1. 食堂での食事
②. ライターの使用
3. 携帯電話の使用
4. エレベーターでの移動
問題 29
気管内吸引時に起こしやすい合併症はどれか。
1. 気胸
2. 皮下気腫
3. 肺塞栓症
④. 低酸素血症
問題 30
胸骨圧迫心臓マッサージで手を置く位置はどれか。
1. (1)
②. (2)
3. (3)
4. (4)
問題 31
副腎皮質ステロイド薬の副作用はどれか。
①. 血糖値上昇
2. 腎機能障害
3. 白血球減少
4. 菌交代現象
問題 32
術後せん妄で正しいのはどれか。
1. 麻酔の覚醒直後から始まる。
②. 症状は一過性・変動性である。
3. 発症頻度は年齢と無関係である。
4. 手術後の経過不良が主な原因である。
問題 33
心血管系の症状とアセスメントの組み合わせで正しいのはどれか。
1. 頸静脈の怒張 ―――――――――――――――― 中心静脈圧の低下
2. 心尖拍動部の左方移動 ―――――――――――― 右心室肥大
③. 拡張期心雑音 ―――――――――――――――― 弁の障害
4. 大腿動脈拍動の減弱 ――――――――――――― レイノー現象
問題 34
感染症と病原体の組み合わせで正しいのはどれか。
1. つつが虫病 ―――――――― 真菌
②. 帯状疱疹 ――――――――― ウイルス
3. 伝染性腸炎 ―――――――― リケッチア
4. オウム病 ――――――――― スピロヘータ
問題 35
痛風で正しいのはどれか。
1. 中年の女性に多い。
2. 痛風結節は痛みを伴う。
③. 発作は飲酒で誘発される。
4. 高カルシウム血症が要因である。
問題 36
麻酔前投薬で気管支粘膜からの分泌抑制を目的に使用するのはどれか。
1. モルヒネ
②. アトロピン
3. ジアゼパム
4. ペンタゾシン
問題 37
薬とその副作用の組み合わせで正しいのはどれか。
①. 抗ヒスタミン薬 ――――――――――― 眠気
2. スルホニル尿素薬 ――――――――― 咳嗽
3. 非ステロイド抗炎症薬 ―――――――― 骨粗鬆症
4. アンジオテンシン変換酵素阻害薬 ――― 尿閉
問題 38
コンタクトレンズの使用に関連して起こり得るのはどれか。
1. 白内障
②. ドライアイ
3. ぶどう膜炎
④. アメーバ性角膜炎
問題 39
モニター心電図は規則正しかったが、1分前から図のような波形がみられた。
自覚・他覚症状で考えられるのはどれか。
1. めまい
2. 意識消失
③. 脈拍欠損
4. 血圧低下
問題 40
大腸癌で正しいのはどれか。
1. 男性の悪性新生物死亡数で第1位である。
2. 発生部位では直腸癌の割合が増加している。
3. 食物繊維摂取量を減らすことが予防に有効である。
④. 便潜血反応2日法を一次スクリーニングに用いる。
問題 41
血清総コレステロール値が低下するのはどれか。
1. 閉経
2. クッシング病
③. 甲状腺機能亢進症
4. ネフローゼ症候群
問題 42
原発性上皮小体(副甲状腺)機能亢進症で正しいはどれか。
1. 骨量は増加する。
2. 血中リン値は上昇する。
3. 血中カルシウム値は低下する。
④. 尿中カルシウム排泄量は増加する。
問題 43
皮膚病変とその原因となる疾患の組み合わせで正しいのはどれか。
1. 蝶形紅斑 ――――――――――――― 強皮症
2. 口腔粘膜色素沈着 ――――――――― 肝硬変
3. 手掌紅斑 ――――――――――――― アジソン病
④. 紫斑 ――――――――――――――― 血小板減少症
問題 44
膣炎と分泌物の性状との組み合わせで正しいのはどれか。
1. カンジダ膣炎 ――――――――――― 水様性
2. 老人性膣炎 ―――――――――――― チーズ状
3. 非特異性膣炎 ――――――――――― 白色無臭性
④. トリコモナス膣炎 ――――――――― 泡沫状漿液性
問題 45
現在の家族に関する統計で正しいのはどれか。
1. 平均世帯員数が増加している。
2. 高齢者世帯は1人暮らし世帯が最も多い。
③. 母子世帯になった理由の半数以上が離婚である。
4. 養護施設への入所理由の多くは父母の死である。
問題 46
労働安全衛生法に規定されているのはどれか。
1. 休憩時間
②. 健康診断
3. 生理休暇
4. 15歳未満者の労働
問題 47
介護保険法で正しいのはどれか。
1. 自己負担費用は3割である。
2. 要介護認定は都道府県が行う。
3. 施設サービスとして食費が支給される。
④. 被保険者は40歳以上の医療保険加入者である。
問題 48
社会福祉行政業務報告における生活保護開始の理由で最も多いのはどれか。
①. 世帯主の傷病
2. 世帯員の傷病
3. 働きによる収入減
4. 働いていた者の死亡、離別等
問題 49
婦人相談所の機能はどれか。
1. 不妊治療相談
2. 子宮がん検診
3. 母子健康手帳の交付
④. 暴力被害女性の保護
問題 50
一次予防はどれか。
1. がん検診
2. 精神障害者の作業療法
3. 拘縮予防のための理学療法
④. 性感染症予防のためのコンドームの使用
問題 51
スクリーニング検査で特異度を高くした場合に正しいのはどれか。
1. 偽陽性率は高くなる。
②. 偽陽性率は低くなる。
3. 偽陰性率は高くなる。
4. 偽陰性率は低くなる。
問題 52
麻疹の予防接種で正しいのはどれか。
1. 3歳から接種できる。
2. 不活化ワクチンである。
③. 法律による定期予防接種である。
4. 一度接種すると一生罹患しない。
問題 53
京都議定書が解決を目指す環境問題はどれか。
1. 酸性雨
2. 海洋汚染
③. 地球温暖化
4. オゾン層破壊
問題 54
我が国の平成17年(2005年)10月1日現在の全国総人口はどれか。
1. 103,720(千人)
2. 117,050(千人)
3. 117,580(千人)
④. 127,760(千人)
問題 55
保健師助産師看護師法に基づくのはどれか。
①. 業務停止
2. 債務不履行
3. 損害賠償責任
4. 業務上過失致死傷罪
問題 56
看護師の判断で決定できるのはどれか。
1. 点滴静脈内注射の輸液量
2. 糖尿病食のエネルギー量
③. 体位変換の回数と時間帯
4. 他動運動装置での運動回数
問題 57
世界保健機関(WHO)のヘルスプロモーションの考え方で適切なのはどれか。
1. プライマリーヘルスケアとは相反する。
2. 専門職による健康教育が主軸になる。
③. 人々が自らの健康をコントロールする。
4. 三次医療体制の強化を目指し整備する。
問題 58
看護過程における客観的情報はどれか。
1. 「状態が良くない」と看護師が感じたこと
②. 患者が額に発汗しているという事実
3. 「頭痛がする」と患者が書いた経過記録
4. 「昨日はいつもと違う感じがした」という家族の話
問題 59
集団指導時の座席で、参加者のグループダイナミックスを活用しにくいのはどれか。
①. (1)
2. (2)
3. (3)
4. (4)
問題 60
看護師の手指の清潔で適切なのはどれか。
1. 擦式手指消毒薬は擦り込み後ペーパータオルで拭く。
2. 手の表面に見える汚れはアルコール綿で拭き取る。
3. 手袋を取り外した直後は手洗いをしない。
④. 石けんと逆性石けんは併用しない。
問題 61
皮内注射の実施方法で適切なのはどれか。
1. 注射針は23Gを用いる。
②. 刺入角度は0度に近くして刺す。
3. 針を約10mm刺入する。
4. 抜針後その部位をマッサージする。
問題 62
水銀式血圧計を用いた触診法による血圧測定で適切なのはどれか。
1. 脈が触知されなくなったら50mmHg加圧する。
2. 1秒に20mmHgの速さで減圧を開始する。
③. 減圧開始後初めての脈を触知したときの値が収縮期圧である。
4. 脈が触知しなくなったときの値が拡張期圧である。
問題 63
臥床患者のシーツ交換の際、汚れたシーツの取り扱いで適切なのはどれか。
1. ベッド上でシーツに付着した塵埃を掃き取る。
②. シーツの表側を内に巻き込みながらまとめる。
3. 患者の下肢から頭の方向にシーツを取り除く。
4. 取り除いたシーツは床の上に置く。
問題 64
器質的な異常はなく、尿意はあるが排尿できない患者に自然排尿を促す援助で適切でないのはどれか。
1. 仙骨部の温湿布をする。
2. リラックスできる状態にする。
3. 腹圧をかけられる体位にする。
④. 膀胱に充満するまで我慢するように促す。
問題 65
男性の導尿で、カテーテル挿入開始時の陰茎の下肢側からの角度はどれか。
1. 0度
2. 45度
③. 90度
4. 120度
問題 66
皮膚の抗菌作用を保持するために効果的なのはどれか。
1. アルカリ性石けん
②. 弱酸性石けん
3. 中性合成洗剤
4. オリーブ油
問題 67
口腔内の状態で正しいのはどれか。
1. 咀嚼運動の減少は口腔内の自浄化作用を促進する。
2. 食事をしていない口腔内は清潔に保たれる。
3. 唾液分泌量が増加すると舌苔が厚くなる。
④. 歯垢は口腔内の細菌数を増加させる。
問題 68
ブレーデンスケールで評価するのはどれか。
1. 褥瘡の深さ
2. 褥瘡の広がり
3. 褥瘡の好発部位
④. 褥瘡発生の危険性
問題 69
前腕から点滴静脈内注射中の患者の寝衣交換をする際、輸液ボトル・セットの袖の通し方の適切なのはどれか。
1. 脱衣時はボトルを袖の肩側から入れる。
②. 着衣時はボトルを腕よりも先に袖に入れる。
3. 滴下筒は横向きにして袖に通す。
4. ボトルを袖から出すときは心臓部より低くする。
問題 70
入院中の患者が「最近、消灯後に寝つくまで30分ぐらいかかり、朝の検温で目が覚める。ずっと夢を見ていたような感じで、ぐっすり眠れたと思えない日が続いている」と言う。
睡眠状態のアセスメントで適切なのはどれか。
1. 入眠障害
2. 中途覚醒
3. 早朝覚醒
④. 熟眠障害
問題 71
Aさんは、朝食と昼食は食べられず、夕食に梅干し1個でご飯を茶碗1/2杯食べた。日中に5%のブドウ糖500mlの点滴静脈内注射を受けた。
Aさんのおおよその摂取エネルギーはどれか。
1. 140kcal
②. 180kcal
3. 250kcal
4. 330kcal
問題 72
体位変換が有効でないのはどれか。
①. 無尿の改善
2. 局所血流の改善
3. 精神的苦痛の改訂
4. 気道分泌物の喀出促進
問題 73
左不全片麻痺患者の入浴にバスボードを用いる位置で最も適切なのはどれか。
①. (1)
2. (2)
3. (3)
4. (4)
問題 74
外来診察における看護師の対応で適切なのはどれか。
1. 診察室に患者が入室したら姓で確認する。
2. 身体診察時は脱衣介助後に診察室を退室する。
③. 患者が問題を医師に伝えられるよう援助する。
4. 診察時間は1時間ごとを目安に手洗いをする。
問題 75
成人の鼻腔からの一時的気道吸引で適切なのはどれか。
①. カテーテルの内径は12~14Frにする。
2. カテーテルは陰圧をかけながら挿入する。
3. カテーテルの挿入の長さは2㎝以内にする。
4. 吸引圧は300mmHgを上限にする。
問題 76
発生する粒子が最も小さいのはどれか。
1. ジェットネブライザー
②. 超音波ネブライザー
3. 定量式携帯吸入器
4. 蒸気吸入器
問題 77
温罨法の作用で正しいのはどれか。
1. 平滑筋が緊張する。
2. 局所の血管が収縮する。
③. 知覚神経の興奮を鎮静する。
4. 細胞の新陳代謝を抑制する。
問題 78
災害時に病院に搬送されたトリアージタッグ識別色が赤の傷病者への対処はどれか。
1. 遺体安置所に移送する。
②. 直ちに医療処置を行う。
3. 帰宅後の注意事項を説明する。
4. 医療機関に後日受診することを勧める。
問題 79
我が国の看護職員の確保対策で正しいのはどれか。
1. 保健師助産師看護師法に規定されている。
2. 都道府県の看護協会が法的責任をもつ。
③. 都道府県ごとにナースセンターを置く
4. 公共職業安定所が一切の業務を担う。
問題 80
50歳の女性。末期がんで疼痛管理のため入院しているが在宅療養を希望している。
看護師の家族への退院指導で適切なのはどれか。
1. ホスピス病棟を紹介する。
2. 家族が疼痛管理するよう説明する。
③. 訪問看護のサービス内容を説明する。
4. 介護保険は利用できないことを説明する。
問題 81
要介護2の在宅療養者が介護保険で利用できるのはどれか。
①. 歩行器の貸与
2. 外来での機能訓練
3. 主治医による往診
4. 緊急通報システムの設置
問題 82
在宅療養者と家族とに関わる訪問看護師の基本的な対応で適切なのはどれか。
1. 指示的な対応をする。
②. 必要な情報や代替案を提供する。
3. 利用するサービスの選定を行う。
4. 看護師と家族で介護方針を決める。
問題 83
80歳の女性。自宅で療養中。ADLはほぼ自立しているが、動作に時間がかかり、時々尿を漏らしてしまう。「トイレに行きたいが、廊下を汚してしまう」と言う。
指導で最も適切なのはどれか。
1. トイレの改造を勧める。
2. 飲水を控えるように勧める。
3. 膀胱留置カテーテルを勧める。
④. 尿とりパッドの使用を勧める。
問題 84
在宅酸素療法中(1ℓ/分24時間)の1人暮らしの高齢者が散歩を希望している。
選択する機器で最も適切なのはどれか。
1. 液体酸素子容器
2. 膜型酸素濃縮器
3. 吸着型酸素濃縮器
④. 携帯型酸素ボンベ
問題 85
在宅人工呼吸療法の日常の管理で、療養者および家族への指導で適切なのはどれか。
1. フィルターの交換は業者が行う。
②. アンビューバッグの使用方法を練習する。
3. アラームが鳴ったら直ちに業者に連絡する。
4. 加温加湿器内の滅菌蒸留水は週1回交換する。
問題 86
在宅中心静脈栄養法(HPN)が必要な療養者その家族。
看護師の退院指導で適切なのはどれか。
1. 刺入部周囲の皮膚の観察は訪問看護師に限定する。
2. 使用済みの針は市町村の分別ゴミに出す。
③. 輸液バッグ交換時は手洗いをする。
4. 体温測定は隔日に行う。
問題 87
ターミナル期にある療養者の家族に対する予期的悲嘆への援助で適切なのはどれか。
1. 混乱している時は積極的に励ます。
2. 予想される身体的変化は説明しない。
③. 感情を表出することがよいと伝える。
4. 最後の別れには触れないようにする。
問題 88
我が国の平成16年(2004年)の45~54歳の通院者率が最も高いのはどれか。
1. 腰痛症
2. 高脂血症
③. 高血圧症
4. 胃・十二指腸潰瘍
問題 89
心筋梗塞の危険因子となりにくいのはどれか。
1. 喫煙
2. 糖尿病
3. 高脂血症
④. 骨粗鬆症
問題 90
VDT(Visual Display Terminals)機器の作業で適切なのはどれか。
1. 一連続作業時間は2時間を超えないようにする。
2. 作業と作業の間には5分間の作業休止を設ける。
③. ディスプレイとは40㎝以上の視距離が必要である。
4. 背もたれのない作業用椅子で背筋を伸ばす姿勢がよい。
問題 91
状況的危機はどれか。
1. 就職
②. 交通事故
3. 定年退職
4. 子どもの結婚
問題 92
顔面に広範囲のⅢ度熱傷を負った患者が搬送された。
最も優先する処置はどれか。
1. 疼痛の緩和
②. 気道の確保
3. 熱傷部位の局所療法
4. 精神的ショックの緩和
問題 93
手術後に発症する肺血栓塞栓症で正しいのはどれか。
①. 離床数日後の発症が多い。
2. 発症しても死亡はまれである。
3. 高熱を伴って発症する。
4. 予防のため弾性ストッキングは手術直後から着用する。
問題 94
嘔気・嘔吐が強く出現する抗悪性腫瘍薬はどれか。
①. シスプラチン
2. ブスルファン
3. ブレオマイシン
4. ビンクリスチン
問題 95
ノーマライゼーションの考え方で適切なのはどれか。
1. 障害の有無を比較しない社会にする。
2. 障害のある人が優遇された社会にする。
3. 障害のある人は障害のない人に頼らずに生活する。
④. 障害の有無にかかわらず地域の中で共に生活する。
問題 96
特定疾患治療研究事業の対象疾患はどれか。
①. 潰瘍性大腸炎
2. 慢性骨髄性白血病
3. ヒルシュスプルング病
4. 重症急性呼吸器症候群(SARS)
問題 97
がん(性)疼痛に対するフェンタニルパッチについて適切なのはどれか。
1. 冷蔵保存する。
②. 毎回貼付部位を変える。
3. 用量調節が容易である。
4. 頓用でも使用が可能である。
問題 98
拘束性換気障害を起こす疾患はどれか。
1. 喘息
2. 肺気腫
③. 肺線維症
4. 慢性気管支炎
問題 99
ホルター心電図検査の説明で適切なのはどれか。
1. 「普段どおり入浴できます」
②. 「性生活の制限はありません」
3. 「胸部に12個電極を貼ります」
4. 「皮膚に違和感があれば電極を貼り替えてください」
問題 100
冠状動脈造影検査で穿刺に最も多く用いるのはどれか。
1. 総頸動脈
②. 橈骨動脈
3. 尺骨動脈
4. 鎖骨下動脈
問題 101
胃全摘術を予定している患者に、中心静脈カテーテルを挿入した直後から呼吸困難が出現した。
最も優先される検査はどれか。
1. 心電図
2. 胸部CT
③. 胸部エックス線撮影
4. 上部消化管内視鏡検査
問題 102
大腸内視鏡検査で正しいのはどれか。
1. 検査2日前から食物残渣の少ない食事を摂取する。
2. 検査前日の夕食後から絶飲食とする。
③. 検査当日に経口腸管洗浄薬を服用する。
4. 検査直前に肛門周囲の局所麻酔をする。
問題 103
成人の2型糖尿病患者。身長160㎝、体重67,0kg、BMI26.2。
事務職をしている。
1日の栄養摂取で適切なのはどれか。
1. 蛋白質の摂取量に制限はない。
2. 糖質によるエネルギー量は全体の40%以下とする。
3. 脂質によるエネルギー量は全体の15%未満とする。
④. 摂取エネルギー量(kcal)=標準体重(kg)×25(kcal)である。
問題 104
膵臓癌で膵頭十二指腸切除術後1日に挿入されているチューブとその目的の組み合わせで正しいのはどれか。
1. 胃管 ―――――――――――― 栄養補給
2. 硬膜外チューブ ――――――― 髄圧測定
3. 腹腔内ドレーン ――――――― 腹腔内洗浄
④. 中心静脈カテーテル ――――― 中心静脈圧測定
問題 105
甲状腺右葉切除術後1日目の患者への説明で適切なのはどれか。
1. 「手指は数日しびれます」
2. 「今日は声を出さないでください」
3. 「ネックカラーで首を固定して歩きます」
④. 「むせないようにゆっくり食べてください」
問題 106
連続携帯式腹膜透析法(CAPD)で最も適切なのはどれか。
1. 入浴できない。
2. スポーツは制限なく行える。
③. 低エネルギー食にする必要がある。
4. バッグ交換は通気のよい場所で行う。
問題 107
ベーチェット病にみられる症状はどれか。
1. 真珠腫
2. 粘液水腫
3. はばたき振戦
④. 口腔内アフタ性潰瘍
問題 108
小脳機能のフィジカルアセスメントで把握するのはどれか。
1. 痛覚
2. 振動感覚
3. 温度感覚
④. 平衡感覚
問題 109
アルツハイマー病で正しいのはどれか。
1. 頭部CTで多数の梗塞巣を認める。
2. 発症年齢が遅いほど知的機能低下が著しい。
3. 長期記憶よりも短期記憶の方が長く保たれる。
④. 40歳未満の発症を若年性アルツハイマー病という。
問題 110
ミエログラフィ終了後の体位で正しいのはどれか。
1. (1)
2. (2)
③. (3)
4. (4)
問題 111
S状結腸切除後に最も起こりやすいのはどれか。
1. 悪性貧血
②. 排尿障害
3. アカラシア
4. ダンピング症候群
問題 112
ダグラス窩穿刺で適切なのはどれか。
1. あらかじめ外陰部を剃毛する。
2. 膀胱に尿をためて検査する。
③. 砕石位で行う。
4. 腰椎麻酔下で行う。
問題 113
食道癌術後10日の患者。三分粥食が開始されたが、嚥下時のつかえ感を訴え、未消化の食物を嘔吐した。
手術部位に生じている状態で最も考えられるのはどれか。
①. 浮腫
2. 瘢痕化
3. 縫合不全
4. 逆流性食道炎
問題 114
喘息のため吸入用ステロイド薬を使用する患者への説明で適切なのはどれか。
1. 吸入前に最後まで息を吐き出してから吸い込む。
2. 吸入した実感があるまで数回噴霧する。
③. 吸入後はうがいをする。
4. 発作が起こりそうな時に使用する。
問題 115
急性心筋梗塞で、緊急に左大腿動脈から経皮的冠状動脈内血栓溶解療法(PTCR)を受けた患者が、2時間後に「あおむけに寝ているから腰が痛い」と訴えてきた。穿刺部位からの出血はなく、バイタルサインは安定している。
この時の対応で適切なのはどれか。
1. 膝の屈伸運動を促す。
2. 穿刺部位の圧迫を除去する。
③. 腰部にバスタオルを入れる。
4. ゆっくり側臥位になるように促す。
問題 116
ICG検査(indocyanine green test)の方法で正しいのはどれか。
1. 投与量は体表面積によって算出される。
2. ICG静脈内注射前と2時間後の2回採血する。
3. 採血と採血の間に500ml飲水する。
④. ICGを静脈内注射した反対側の静脈から採血する。
問題 117
経尿道的前立腺切除術後1日の患者。尿流出は順調であるにも関わらず「尿がでない」と膀胱留置カテーテルの違和感を強く訴えた。
対応で適切なのはどれか。
①. 鎮痛薬を使用する。
2. 持続膀胱洗浄の速度を速める。
3. 膀胱留置カテーテルを抜去する。
4. 細い膀胱留置カテーテルに入れ替える。
問題 118
出生体重3,500gの正期産児。
生後4日目の状態で正常なのはどれか。
1. 落陽現象
②. 体重32,00g
3. 大泉門の閉鎖
4. シーソー呼吸
問題 119
新生児病棟における感染予防で最も重要なのはどれか。
1. 面会の制限
②. 手洗いの徹底
3. ガウンの着用
4. リネンの滅菌
問題 120
離乳開始時の調理形態で適切なのはどれか。
1. 液状
②. ドロドロ状
3. 舌でつぶせる硬さ
4. 歯ぐきでつぶせる硬さ
問題 121
小児の睡眠で正しいのはどれか。
1. 新生児のレム睡眠は全睡眠の25%を占める。
②. 乳児の睡眠は多相性である。
3. 成長に伴いノンレム睡眠が減少する。
4. 3歳ころには成人と同じ睡眠型になる。
問題 122
身長100㎝、体重28㎏の幼児。
身体発育の評価はどれか。
①. 肥満
2. 肥満傾向
3. 標準
4. やせすぎ
問題 123
幼児期後期における病気の理解や受容で最も特徴的なのはどれか。
1. 他者の視点から物事をとらえる。
2. 感覚運動機能を介して病気をとらえる。
③. 病気を自分の行為の罰であるととらえる。
4. 病気と治療との関連性や意義を了解できる。
問題 124
痛みのある幼児への援助で適切でないのはどれか。
1. 罨法
②. 自立訓練
3. スキンシップ
4. 絵本の読み聞かせ
問題 125
初めて採血を体験する4歳児。
看護師が児に検査の説明をする効果で最も期待できるのはどれか。
①. 主体的に検査に臨める。
2. 1回で採血が終了する。
3. 泣かないで検査を受ける。
4. 医療者を嫌いにならない。
問題 126
小児慢性特定疾患治療研究事業で正しいのはどれか。
1. 他の公的扶助は受けられない。
②. 入院通院とも公費で負担される。
3. 保護者家族から一律の費用が徴収される。
4. 継続申請は18歳未満が公費負担の対象である。
問題 127
病院で患児の死を看取る10歳の姉への対応で最も適切なのはどれか。
1. 母親の支えになるよう伝える。
2. 患児に会わせないよう配慮する。
③. 姉が気持ちを表現することを助ける。
4. 両親に姉の前で動揺しないよう伝える。
問題 128
出生時体重3,050gの正期産児。
新生児期に最もチアノーゼを生じやすい先天性心疾患はどれか。
1. 卵円孔開存症
2. 心房中隔欠損症
3. 心室中隔欠損症
④. ファロー四徴症
問題 129
平成16年(2004年)に策定された「子ども子育て応援プラン」の重点課題はどれか。
①. 仕事と家庭の両立支援と働き方の見直し
2. 妊娠出産に関する安全性と快適さの確保
3. 思春期の保健対策の強化と健康教育の推進
4. 小児医療水準を維持向上させるための環境整備
問題 130
産前産後の休業を保障しているのはどれか。
①. 労働基準法
2. 母子保健法
3. 母体保護法
4. 男女共同参画社会基本法
問題 131
女性の第二次性徴に最も関与するホルモンはどれか。
1. オキシトシ
②. エストロゲン
3. アンドロゲン
4. 成長ホルモン
問題 132
妊娠中の内分泌系の変化で妊娠初期に急増し、以降漸減するのはどれか。
1. プロゲステロン
2. エストリオール(E₃)
3. hPL(ヒト胎盤性ラクトーゲン)
④. hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)
問題 133
レオポルド触診法で第1頭位である。
第1段法で触診できる胎児部位はどれか。
①. 殿部
2. 頭部
3. 児背
4. 四肢
問題 134
妊娠32週の妊婦。「最近便秘がひどくなってきました」と言う。
保健指導で適切なのはどれか。
1. 腹部温罨法を進める。
2. 腹部のマッサージを進める。
③. 食物繊維の多い食品の摂取を勧める。
4. 脂肪を多く含む食品の摂取を勧める。
問題 135
25歳の初産婦。分娩第1期、未破水、子宮口4㎝開大。陣痛の発作30秒、間欠5分で産痛を訴えている。
この産婦への援助で最も適切なのはどれか。
1. 飲食を控える。
2. 努責を勧める。
3. 分娩室に移送する。
④. シャワー浴を勧める。
問題 136
正常分娩した初産婦。産褥5日の子宮復古の正常なのはどれか。
1. 後陣痛がある。
2. 赤色悪露がみられる。
③. 子宮底の高さが臍と恥骨の中央である。
4. 子宮の硬さがゴムまり状である。
問題 137
産褥3日の初産婦。分娩直後から母児同室を行っている。「おむつの交換など赤ちゃんの世話にかかりきりで、ゆっくりできる時間がありません」と言う。
対応で適切なのはどれか。
1. 母児同室を中止することを提案する。
②. 睡眠休息が十分とれているかを確認する。
3. 児の世話について再指導をうけることを勧める。
4. 児のおむつ交換は看護師が行うことを提案する。
問題 138
新生児の先天性代謝異常マススクリーニングで適切なのはどれか。
①. 検体は血液である。
2. 日齢は2日に検査する。
3. 検体は毛細管で提出する。
4. 生理的黄疸が著明な時期を避ける。
問題 139
妊娠37週で出生した新生児。身長48㎝、体重2,100。アプガースコアは1分後8点、5分後9点であった。
出生後3時間ころに出現しやすいのはどれか。
①. 低血糖
2. 脳室内出血
3. 高カルシウム血症
4. 代謝性アシドーシス
問題 140
境界型人格障害の患者が、病棟の他患者に過剰に干渉してトラブルを起こし、主治医からその傾向を指摘された。診察後、患者は感情的に不安定になっている。
今後の患者の行動で注意するのはどれか。
1. 自己実現
2. 意欲減退
3. 適応行動
④. 衝動行為
問題 141
医療者に対して強い怒りを頻回にぶつける患者に対して、医療者が感じることがあるのはどれか。
1. 退行
②. 陰性感情
3. 合理化
4. 反動形成
問題 142
精神障害を伴わない思春期のひきこもりで最も障害されるのはどれか。
1. 運動能力
2. 言語機能
③. 社会参加
4. 余暇活動
問題 143
パニック発作でみられるのはどれか。
1. 便秘
2. 強い怒り
③. 強い予期不安
4. 間代性けいれん
問題 144
統合失調症の陰性症状はどれか。
1. 作為体験
②. 感情鈍麻
3. 滅裂思考
4. 被害妄想
問題 145
就寝前の睡眠薬を服用しても「何度も目が覚めて寝付けない」と、夜間訴える患者への最初の対応で最も適切なのはどれか。
①. 「眠れなくてつらいですね」
2. 「さっきまで寝ていましたよ」
3. 「追加の睡眠薬を飲んで寝ましょう」
4. 「部屋に戻って横になってください」
問題 146
病棟入口の鍵がかかっているかを10分ごとに確認する行為を繰り返している患者への対応で最も適切なのはどれか。
1. 確認行為を減らすように促す。
2. 入口のドアから離れるよう病室へ誘導する。
3. 閉鎖病棟では、いつも鍵はかかっていると説明する。
④. 趣味やゲームを楽しめる時間を作りリラックスできるようにする。
問題 147
65歳の男性。脳炎後に些細なことで興奮するようになって入院した。翌日、午後のおやつを食べた直後に、患者は「おやつはどうしたんだ。俺のだけ隠しているだろう」と強い口調で言った。
対応で誤っているのはどれか。
①. 「そんなに怒らないでください」
2. 「何を食べることになっていましたか」
3. 「おやつの時間には、いらしてましたよ」
4. 「言いにきてくださってありがとうございます」
問題 148
「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」の平成7年(1995年)改正で充実が図られたのはどれか。
①. 精神障害の福祉
2. 通院医療費の公費負担
3. 社会復帰施設の法制化
4. 患者の意思に基づいた入院形態
問題 149
「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律」に改められている重大な他害行為はどれか。
1. 恐喝
2. 窃盗
③. 殺人
4. 失火
問題 150
40歳の男性。統合失調症。身長165㎝。単身のアパート生活で訪問看護を受けている。この1カ月、体重が次第に増加して72㎏から78㎏になった。炭酸飲料を多く摂取していると言う。
訪問時の対応で最も適切なのはどれか。
1. 自炊しているかを患者に確認する。
2. 緊急に入院治療が必要であることを説明する。
③. 起床から就寝までの飲料の摂取内容と量とを確認する。
4. 飲料がコントロールできなければ単身生活の継続は困難だと伝える。
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