Friday, June 8, 2012

第94回 看護師国家試験 過去問題(午前)

問題 1

 平成14年における我が国の老年人口の構成割合はどれか。

1. 6.50%

2. 12.50%

③. 18.50%

4. 24.50%

問題 2

 飲酒に起因する健康障害はどれか。

①. 肝硬変

2. 白血病

3. 膠原病

4. メニエール病

問題 3

 国民健康保険一般被保険者本人の自己負担割合はどれか。

1. 1割

2. 2割

③. 3割

4. 4割

問題 4

 看護記録の取り扱いで正しいのはどれか。

1. 記載間違いは修正液を使って修正する。

②. ケアの終了後直ちに記載する。

3. カンファレンスの資料としてコピーする。

4. 法的に永久保存が必要である。

問題 5

 看護師が業務上行うことができないのはどれか。

1. 静脈内注射の実施

2. 心マッサージの実施

3. 創部の消毒

④. 薬剤の処方

問題 6

 患者のQOLを評価する上で最も重要なのはどれか。

①. 本人の満足感

2. 家族の意向の実現

3. 生存期間の延長

4. 在院日数の短縮

問題 7

 妊娠末期の胎児心拍数の正常範囲はどれか。

1. 40~80bpm

2. 80~120 bpm

③. 120~160 bpm

4. 160~200 bpm

問題 8

 2歳児ができるのはどれか。

①. 二語文を話す。

2. ボタンをかける。

3. ジャンケンをする。

4. スキップをする。

問題 9

 患者を支えるための望ましい家族関係はどれか。

1. 従属

②. 協力

3. 依存

4. 干渉

問題 10

 訪問看護ステーションの管理者になることができるのはどれか。

1. 医師

②. 看護師

3. 管理栄養士

4. 理学療法士

問題 11

 血小板の機能はどれか。

1. 抗体産生

2. 浸透圧調節

3. 酸素の運搬

④. 血液凝固

問題 12

 肝臓の機能はどれか。

1. 体液量の調節

2. 胆汁の貯蔵

③. 蛋白代謝

4. ホルモンの分泌

問題 13

 黄疸のある患者に起こりやすい症状はどれか。

1. 色覚異常

②. 掻痒感

3. 関節痛

4. 脱毛

問題 14

 心停止の危険性が最も高い心電図はどれか。


1. (1)

2. (2)

3. (3)

④. (4)

問題 15

 臥床患者の嘔吐直後の対応で適切なのはどれか。

①. 側臥位にする。

2. 胸部を叩打する。

3. 下肢を挙上する。

4. 腹部をマッサージする。

問題 16

 脳血管疾患でみられる症状はどれか。

1. 発疹

2. 腰痛

3. 下痢

④. 嘔吐

問題 17

 ガフキー号数を指標とする感染症はどれか。

①. 結核

2. 風疹

3. MRSA

4. HIV

問題 18

 下腿骨骨折時のギプス固定中に起こりやすいのはどれか。

①. 腓骨神経麻痺

2. 橈骨神経麻痺

3. 尺骨神経麻痺

4. 坐骨神経麻痺

問題 19

 ジギタリスの作用はどれか。

1. 鎮痛作用

②. 強心作用

3. 抗菌作用

4. 造血作用

問題 20

 鍵をかけて保管しなければならない薬剤はどれか。

1. ヘパリンナトリウム

2. 風疹ワクチン

③. 塩酸モルヒネ

4. インスリン

問題 21

 体温の測定値が最も低い部分はどれか。

1. 鼓膜

2. 口腔

③. 腋窩

4. 直腸

問題 22

 ベッドに臥床している患者との面接で適切なのはどれか。

1. 枕元に立って話す。

2. ベッドに腰掛けて話す。

③. ベッド脇の椅子に腰掛けて話す。

4. 足元に立って話す。

問題 23

 ストレッチャーによる移送で患者の頭部側を先行させるのはどれか。

1. 平坦な廊下

②. 上り坂

3. 曲がり角

4. 段差のある所

問題 24

 褥瘡の初期症状はどれか。

①. 発赤

2. 水疱

3. びらん

4. 壊死

問題 25

 体位変換時の看護師のボディメカニクスで正しいのはどれか。

①. 大きな筋群を使う。

2. 基底面を狭くする。

3. 患者との間に距離をとる。

4. 重心を高くする。

問題 26

 スタンダードプリコーションの対象はどれか。

1. 頭髪

2. 汗

3. 傷のない皮膚

④. 粘膜

問題 27

 成人に経鼻胃管を挿入するときの最も適切な体位はどれか。

1. 仰臥位

②. 半坐位

3. 側臥位

4. シムス位

問題 28

 注入された薬物の作用が最も発現するのはどれか。

1. 皮内注射

2. 皮下注射

3. 筋肉内注射

④. 静脈内注射

問題 29

 成人の静脈血の検査用採血に最も適した注射針はどれか。

1. 16G

2. 18G

③. 22G

4. 27G

問題 30

 下図のような体位ドレナージを行う肺葉区はどれか。


1. 右上葉

②. 右下葉

3. 左上葉

4. 左下葉

問題 31

 施設での食事の標準負担以外で、介護保険制度の介護サービス利用料として適切なのはどれか。

1. 負担はなく無料

②. 1割の定率負担

3. 3割の定率負担

4. 所得に応じた負担

問題 32

 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律における精神障害者社会復帰施設はどれか。
a. 生活訓練施設
b. 精神科デイケア施設
c. 福祉事務所
d. 福祉工場

1. a、b

②. a、d

3. b、c

4. c、d

問題 33

 看護師国家試験に合格しても、免許が与えられないことがあるのはどれか。

1. 日常生活に補聴器が必要な者

2. 摂食障害の治療を受けたことのある者

③. 覚醒剤の使用によって罰金を払った者

4. 脊髄損傷によって下半身が麻痺している者

問題 34

 医療にエビデンスを用いることの第一義的な目的はどれか。

①. 最適な医療の実践

2. 医療費の抑制

3. 医療事故の予防

4. 臨床研究の推進

問題 35

 感染予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律によって診断後直ちに届け出なければならないのはどれか。

1. 破傷風

②. 狂犬病

3. B型肝炎

4. 細菌性赤痢

問題 36

 予防接種で正しいのはどれか。

1. 予防接種法によって義務化されている。

②. 市町村長は定期の予防接種を行わなければならない。

3. 小学1年時のツベルクリン反応検査は義務化されている。

4. DPT三種混合とは、百日咳、ジフテリア及び麻疹である。

問題 37

 健康増進法に定められていないのはどれか。

①. 特定給食施設での調理技術の審査

2. 国民健康・栄養調査の実施

3. 販売に供する食品の誇大広告の禁止

4. 利用者が多い施設の受動喫煙の防止

問題 38

 医療法で病床種別と入院患者に対する看護職員の人員配置基準との組み合わせで正しいのはどれか。

1. 療養病床―患者7人に1人以上

2. 結核病床―患者5人に1人以上

③. 一般病床―患者3人に1人以上

4. 特定機能病院―患者2人に1人以上

問題 39

 生後1年に達しない乳児を育てる女性は、休憩時間のほか、1日2回少なくとも30分ずつ育児時間を請求できることを規定しているのはどれか。

1. 男女雇用機会均等法

2. 母子保健法

③. 労働基準法

4. 母体保護法

問題 40

 成人の健康水準で正しいのはどれか。

1. 障害の程度によって決まる。

2. 病識がなければ高くなる。

③. 社会的役割の遂行に左右される。

4. 加齢とともに低下する。

問題 41

 看護師の行為で倫理的に適切なのはどれか。

①. 患者の親威から電話で病名を聞かれたが答えなかった。

2. 尿失禁のおむつ交換回数を妻の要望に応じて減らした。

3. 床頭台にあった妻からの葉書を家族関係を知るために読んだ。

4. 糖尿病の患者のお菓子を本人のいない間に捨てた。

問題 42

 看護目標の評価日で適切なのはどれか。

1. 長期目標は1か月後に設定する。

②. 計画立案時にあらかじめ設定する。

3. 業務に余裕のある日に設定する。

4. 問題によらず同じ日に設定する。

問題 43

 下肢ギプス固定除去後で関節拘縮がある患者。POSの指導計画(Educational Plan)に該当する具体策はどれか。

1. 膝関節の可動域の変化を観察する。

②. 床上運動の方法を実施させながら説明する。

3. 車椅子移乗時に起立動作を介助する。

4. 後遺症に対する不安を傾聴する。

問題 44

 患者の状態把握において開かれた質問法(open-ended question)を用いているのはどれか。

1. 「仕事のことが心配ですか。」

2. 「症状が出たのはいつですか。」

3. 「痛いのは右ですか、左ですか。」

④. 「どのようなことが気がかりですか。」

問題 45

 退院指導の原則で適切なのはどれか。

1. 退院日が決まってから行う。

②. 患者の知りたいことから説明する。

3. 具体的方法は1人で考えてもらう。

4. 禁忌事項は強調しない。

問題 46

 滅菌手袋の装着方法で誤っているのはどれか。


1. (1)

2. (2)

③. (3)

4. (4)

問題 47

 上腕での血圧測定で、収縮期血圧が正確な値より高くなるのはどれか。

1. 上腕を心臓より高くする。

2. マンシェット幅が広すぎる。

③. マンシェットを緩く巻く。

4. マンシェットの脱気を速くする。

問題 48

 意識障害のある患者に痛み刺激を与えたところ、開眼せずわずかに上肢を動かした。
 ジャパン・コーマ・スケールでの意識レベルの評価はどれか。

1. Ⅱ-20

2. Ⅱ-30

3. Ⅲ-100

④. Ⅲ-200

問題 49

 パルスオキシメータの測定が有用なのはどれか。

1. 鉄欠乏性貧血

2. 一酸化炭素中毒

③. 気管支喘息発作

4. CO2ナルコーシス

問題 50

 看護記録の内容で適切でないのはどれか。

1.  患者の訴えたこと

2. 実施したケアの内容

3. ケア後の患者の変化

④. ケア後の看護師の感想

問題 51

 栄養状態と最も関係する血清生化学的検査項目はどれか。

1. AST(GOT)

2. アミラーゼ

③. アルブミン

4. HDLコレステロール

問題 52

 経鼻胃管栄養法とその目的との組合せで正しいのはどれか。

①. 栄養物を体温程度に温める―下痢の予防

2. 注入前に空気を入れる―チューブ閉塞の予防

3. 注入後微温湯を入れる―腹部膨満の予防

4. チューブをクレンメで止める―抜管の予防

問題 53

 浣腸液とその主な作用との組合せで正しいのはどれか。

①. グリセリン―直腸の刺激

2. 生理食塩水―粘滑作用

3. 微温湯―便の乳化

4. 石けん液―横行結腸の膨張

問題 54

 陰部洗浄の実施で正しいのはどれか。

1. 腰部の安静が必要な患者には行わない。

②. 湯は鼠径部にかけてから陰部にかける。

3. 陰唇の付着物をこすって取り除く。

4. 洗浄後はドライヤーで乾燥させる。

問題 55

 患者の状態と寝衣の要件との組合せで適切なのはどれか。

①. 同一体位で臥床の患者―前開きのもの

2. 発熱がある患者―気密性のあるもの

3. 尿失禁がある患者―撥水性に富んだもの

4. 手に運動障害がある患者―紐で留めるもの

問題 56

 図で、仰臥位から左側臥位への体位変換が最も少ない力でできるのはどれか。


1. (1)

2. (2)

3. (3)

④. (4)

問題 57

 睡眠を促すための指導で適切なのはどれか。

①. 起床後は日光に浴びる。

2. 昼寝は2時間程度とる。

3. 1日の水分摂取量を減らす。

4. 就寝前に熱めの風呂に入る。

問題 58

 臓器と超音液検査の前処置との組合せで正しいのはどれか。

1. 心臓―運動負荷

②. 胆のう―絶食

3. 子宮―緩下剤内服

4. 膀胱―排尿

問題 59

 酸素吸入を2l/分でしている患者。移送時使用する500l酸素ボンベ(150kg/cm2充填)の内圧計が90を示している。
 使用可能時間はどれか。

1. 30分

2. 45分

3. 90分

④. 150分

問題 60

 静脈内注射で誤っているのはどれか。

1. 実施前には石けんと流水で手を洗う。

2. 注射部位より5~10cm中枢側に駆血帯を巻く。

③. 皮膚に対して約45度の角度で針を刺入する。

4. 刺入後、血液の逆流を確認する。

問題 61

 「10%塩酸リドカイン液10mlをブドウ糖液と混合し500mlにして2mg/分で点滴静脈内注射」が処方された。
 注入速度で正しいのはどれか。

①. 1.0ml/分

2. 2.0ml/分

3. 5.0ml/分

4. 10.0ml/分

問題 62

 患者が病院を退院するときの継続看護で、病院の看護師が行わないのはどれか。

1. 在宅での医療処置方法の紹介

2. 介護保険制度の説明

3. 福祉サービスの情報提供

④. 要介護認定の申請

問題 63

 チームナーシングで正しいのはどれか。

1. 患者と1対1の関係が確立できる。

2. 業務効率を1番に考えた方法である。

3. メンバーの直接の指揮は看護師長である。

④. メンバーは患者に関する情報を共有する。

問題 64

 訪問看護の機能で適切でないのはどれか。

1. 薬剤師との連携・調整

2. 在宅看護に必要な機材の整備

③. 家族員の介護分担の決定

4. 症状の悪化防止

問題 65

 父、母、小学4年生と1年生の息子2人の4人家族。兄が交通事故で頸髄損傷になり、退院後、自宅で暮らすことになった。
 家族関係を維持するための指導で適切なのはどれか。

①. 弟の退行現象に注意する。

2. 患児の世話は全面的に母親がする。

3. 事故については家族の中で話題にしない。

4. 患児の要求を最優先する。

問題 66

 在宅高齢者の転倒を予防する工夫で適切なのはどれか。

1. 敷居の段差にじゅうたんを敷く。

2. 室内の電気コード類は固定しない。

3. 夜間の移動には視線の高さに光源を置く。

④. 浴槽や階段に滑り止めマットを敷く。

問題 67

 介護保険に基づく訪問看護サービスを活用して在宅療養を始める予定の患者。
 この患者に対する病棟看護師の役割で最も適切なのはどれか。

1. 導入するサービスを決定する。

②. 訪問看護師と患者情報の詳細を共有する。

3. 家族が自立するまで介護指導する。

4. 主治医から訪問看護指示書を受け取る。

問題 68

 膀胱内留置カテーテルを挿入している在宅患者を訪問した。
 直ちに医師へ報告する必要があるのはどれか。

1. 体温が37.5℃である。

2. 尿もれがある。

③. 昨日から血尿が出ている。

4. 尿に浮遊物がある。

問題 69

 在宅酸素療法の適応になり退院した患者。
 入浴時の指導で適切なのはどれか。

1. ぬるめの湯に時間をかけて入る。

②. 動悸がしたら休息をとる。

3. 発熱のあるときはシャワー浴にする。

4. 酸素流量は労作時の半分にする。

問題 70

 在宅で長期に膀胱内留置カテーテルを挿入している男性患者。
 カテーテル管理の指導で適切なのはどれか。

1. カテーテル交換は週に3回行う。

②. 蓄尿バッグは膀胱の位置より低く保つ。

3. 留置中は入浴をしない。

4. カテーテルを下腿内側に固定する。

問題 71

 75歳の在宅高齢者。5年前に脳卒中の既往がある。最近、流涎が目立ち咀嚼している時間が長く、口腔内に食物が残留していることが多い。嚥下反射は保たれている。
 介護者への指導で適切なのはどれか。

1. 食べるときに調味料を使って嗅覚を刺激する。

2. 口に入れる1回量を少なくする。

3. ゼラチンやかたくり粉でとろみをつける。

④. 食前に口唇や舌の動きを促す運動を勧める。

問題 72

 壮年期の特徴で正しいのはどれか。

1. 肺活量は40歳代から低下する。

2. 性的反応が起こるまでの時間が短くなる。

③. 明暗の変化に対する視覚の反応が急に減退する。

4. 女性よりも男性の方が体力低下の時期は早い。

問題 73

 右側に胸水が貯留している患者で正しいのはどれか。

1. 右側に比べ左側の打診上の横隔膜の可動域が小さい。

2. 右側に比べ左側の声音振盪が減弱する。

3. 左側に比べ右側の胸郭の動きが大きい。

④. 左側に比べ右側の呼吸音が減弱する。

問題 74

 がん患者の問題解決型対処行動はどれか。

1. 運命だと自分に言い聞かせる。

2. 信仰を深める。

3. 病気の事は考えない。

④. 専門医の診察を受ける

問題 75

 禁煙を目標とする人の自己効力感を高めるのに適切なのはどれか。

1. 達成可能なプランを看護師が立案する。

2. 自然に禁煙できるのを待つ。

③. 短期間でも禁煙できればほめる。

4. 禁煙による離脱症状は我慢するよう指導する。

問題 76

 肥満症で適切なのはどれか。

①. 内臓脂肪型は高脂血症の発症の危険性が高い。

2. BMIが20以上は肥満である。

3. 診断初期から薬物療法と食事療法とを組み合わせる。

4. インスリン抵抗性が高まると血糖値が低下する。

問題 77

 職業病とその原因との組合せで正しいのはどれか。

1. 伝音性難聴―高周波の強い騒音

②. 職業性腰痛―軽重不同物の取り扱い

3. 熱中症―異常乾燥条件での作業

4. 潜函病―急激な増圧によるガス塞栓

問題 78

 急性中毒患者の急性期管理で適切なのはどれか。

①. 一酸化炭素中毒では高濃度酸素を吸入する。

2. 急性アルコール中毒では全身を冷却する。

3. 覚醒剤中毒では全身を十分に保温する。

4. ふぐ中毒では下剤を与薬する。

問題 79

 開腹手術を受けた患者の手術当日の無気肺予防で適切なのはどれか。

1. 肺雑音を認めた場合は直ちに吸引を行う。

②. 深呼吸を1、2時間ごとに行う。

3. ネブライザー吸入中は鼻から吸息する。

4. 痰を喀出できるように咳嗽は勢いよく行う。

問題 80

 下咽頭癌で放射線治療を受ける入院患者への説明で正しいのはどれか。

①. 「うがいをして口の中を湿らせましょう。」

2. 「照射部位は石けんで洗ってください。」

3. 「照射が終わるごとにマーキングを洗い流しましょう。」

4. 「食事は普通食のままです。」

問題 81

 ショックの進行予防に頭側の軽度挙上が有効なのはどれか。

1. 出血性ショック

②. 心原性ショック

3. 敗血症ショック

4. アナフィラキシーショック

問題 82

 心筋梗塞後の患者の生活指導で正しいのはどれか。

1. 1回の運動時間は90分が効果的である。

2. 運動の種類は等尺性運動が適当である。

3. ボルグ指数の「かなり楽である」の強度で運動を行う。

④. 階段歩行が可能であれば性生活も可能である。

問題 83

 WHOが提唱している緩和ケアの基本方針と合致しているのはどれか。

1. 痛みを緩和しつつ延命に努める。

2. 死の受容に向けてあらゆる面からサポートする。

③. 痛みを始めとする諸症状の緩和を図る。

4. 緩和ケアには家族へのケアは含まない。

問題 84

 慢性閉塞性肺疾患患者の日常生活の指導で誤っているのはどれか。

①. カロリー制限

2. 感染予防

3. 禁煙

4. 便秘予防

問題 85

 20歳の女性。突然の呼吸困難によって救急車で来院した。呼吸数38/分、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)99%、手のしびれを訴えていた。
 対応で適切なのはどれか。

1. 酸素吸入

2. 起坐呼吸

③. 紙袋による再呼吸法

4. 口すぼめ呼吸

問題 86

 ペースメーカーを装着している患者への生活指導で正しいのはどれか。

1. 腕立て伏せで胸筋を鍛える。

2. 体脂肪計による計測を定期的に行う。

3. 入浴時の水位はペースメーカー挿入部位より低くする。

④. 吃逆が続く時は受診する。

問題 87

 鎖骨下静脈への中心静脈カテーテル挿入時の説明で正しいのはどれか。

1. 「側臥位でカテーテルを挿入します。」

②. 「カテーテル挿入後、胸部エックス線撮影を行います。」

3. 「挿入後24時間のベッド上安静が必要です。」

4. 「カテーテル挿入後は刺入部の消毒を毎日行います。」

問題 88

 胃内視鏡検査を受ける患者への説明で適切なのはどれか。

1. 「前日の昼食から絶飲食になります。」

2. 「前処置のために当日の朝は浣腸を行います。」

③. 「咽頭麻酔剤はしばらく飲み込まないようにしましょう。」

4. 「検査終了後はすぐに食事ができます。」

問題 89

 肝性脳症の看護で誤っているのはどれか。

①. 高蛋白食にする。

2. 粘膜保護薬を与薬する。

3. 尿量の管理を行う。

4. 便通を整える。

問題 90

 痛風で正しいのはどれか。

1. 血清尿酸値が3mg/dl以上をいう。

2. 疼痛部位は手関節が最も多い。

③. 食事の摂取エネルギー制限を行う。

4. 若年女性に多い。

問題 91

 全身性エリテマトーデスでメチルプレドニゾロンによるパルス療法を行う患者への対応で適切なのはどれか。

1. 食事は滅菌食にする。

②. 病室を出るときはマスクの着用を促す。

3. 脱毛の可能性があることを伝える。

4. 日当たりの良い窓際のベッドを準備する。

問題 92

 熱中症による熱性けいれんの徴候はどれか。

①. 低ナトリウム血症

2. 40℃以上の体温上昇

3. 手足の知覚異常

4. 重度意識障害

問題 93

 同種骨髄移植を受ける患者で正しいのはどれか。

1. 手術室において全身麻酔下で行われる。

2. 提供者とのABO式血液型の一致が条件である。

③. 免疫抑制薬を用いる。

4. 移植後2週での退院が標準的である。

問題 94

 HIV陽性者への生活指導で正しいのはどれか。

1. 抗HIV薬は隔日内服が基本である。

②. 申請によって身体障害者手帳を利用できる。

3. 使用した食器はエタノール消毒をする。

4. CD4陽性リンパ球数の増加時には安静が必要である。

問題 95

 角膜移植を受ける患者への説明で正しいのはどれか。

①. 「長期間、ステロイド剤の点眼を行います。」

2. 「術後1週のベッド上安静が必要です。」

3. 「拒絶反応の主症状は眼痛です。」

4. 「視力回復に眼内レンズを使います。」

問題 96

 脳ヘルニアの徴候はどれか。

1. 動眼神経麻痺では瞳孔が収縮する。

2. 頭蓋内圧亢進によって頻脈になる。

3. 除皮質硬直では上下肢が伸展する。

④. 延髄の障害によって失調性呼吸になる。

問題 97

 気管挿管中の看護で適切なのはどれか。

①. ネブライザーを用いて気道を加温加湿する。

2. 体位ドレナージによる分泌物誘導は禁止する。

3. 吸入時は陰圧をかけながらカテーテルを挿入する。

4. 意志疎通が不能になると家族に伝える。

問題 98

 人工股関節全置換術後の看護で適切なのはどれか。

1. 患側の股関節は軽度内転位を保つ。

2. 患側の膝関節は伸展位を保つ。

③. 術後1日は患肢を保持して体位変換をする。

4. 大腿四頭筋等尺運動は術後1週から開始する。

問題 99

 回腸導管術を受けた患者のストーマの管理で適切なのはどれか。

1. 手術創に触れる装具は滅菌しなければならない。

2. 運動時は腹帯で装具をしっかり固定する。

③. パウチに半分以上尿がたまらないうちに尿を捨てる。

4. 入浴時は装具をはずす。

問題 100

 腹痛、腹部膨満および嘔吐のため緊急入院し、イレウスと診断された。
 検査所見で正しいのはどれか。

1. 尿比重の低下

②. 血清クロール値の低下

3. 血小板数の低下

4. ヘマトクリット値の低下

問題 101

 子宮摘出術を受けた患者の性生活の退院指導で正しいのはどれか。

1. 「術後3週から性生活は可能です。」

②. 「膣用ゼリーを使用してもよいです。」

3. 「性交時の性器出血は問題ありません。」

4. 「性交後は2、3時間安静にしていてください。」

問題 102

 平成13年の高齢者の不慮の事故の死亡数で前期高齢者が後期高齢者より多いのはどれか。

1. 溺死・溺水死

②. 交通事故死

3. 転倒・転落死

4. 窒息死

問題 103

 平成12年の高齢者就業実態調査の就業理由で最も割合が高いのはどれか。

①. 「経済上の理由」

2. 「健康上の理由」

3. 「生きがい・社会参加のため」

4. 「頼まれたから、時間に余裕があるから」

問題 104

 加齢に伴う変化の特徴で誤っているのはどれか。

1. 高齢者の検査値の分布幅は一般成人よりも大きい。

2. 老年症候群は加齢に伴う機能低下と深く関係する。

③. 外部環境の変化に対する恒常性の維持は容易となる。

4. 生活機能保持曲線は生存曲線よりも勾配が急である。

問題 105

 平成13年の国民生活基礎調査の高齢者のいる世帯の動向で正しいのはどれか。

1. 全世帯に占める割合は2割である。

2. 3世代同居の割合は3割である。

3. 高齢者夫婦のみの世帯は4割である。

④. 1人暮らしの高齢者の8割は女性である。

問題 106

 痴呆性高齢者で身寄りがないため、成年後見制度の申し立て人がいない。
法定後見開始の申立権が与えられるのはどれか。

1. 主治医

2. 公証人

③. 市町村長

4. 家庭裁判所

問題 107

 加齢による変化で誤っているのはどれか。

①. 味覚閾値の低下

2. 消化液の分泌の低下

3. 造血機能の低下

4. 手指の巧緻性の低下

問題 108

 高齢者の安全な住環境で適切でないのはどれか。

①. ベッド周囲に生活に必要な物品を置く。

2. トイレに立ち上がりを補助する手すりをつける

3. 浴室への出入り口は段差をなくす。

4. 椅子は座った時にかかとのつくものにする。

問題 109

 老人性皮膚掻痒症で正しいのはどれか。

1. 掻痒閾値は皮膚の乾燥時に上昇する。

②. 好発部位は下腿伸側部である。

3. ヒスチジンを多く含む食品を摂取する。

4. 入浴剤は硫黄成分入りのものにする。

問題 110

 高齢者が餅を誤嚥しやすい原因で誤っているのはどれか。

1. 歯の喪失

②. 咳嗽反射の亢進

3. 嚥下筋の筋力低下

4. 唾液分泌の減少

問題 111

 老年期にみられる障害・疾病とその看護との組合せで正しいのはどれか。

1. 老人性難聴の補充現象 ―― 小さい声から徐々に大きな声で話す。

2. 視覚の青黄異常 ――――― 生活空間に白や黄色の物を多く配置する。

③. ブローカ失語 ――――――「はい」「いいえ」で答えられる質問をする。

4. 痴呆高齢者の異食行為 ―― 摂食をやめるよう指導する。

問題 112

 廃用症候群の予防で正しいのはどれか。

1. 下肢の牽引

②. 関節可動域訓練

3. 水分制限

4. 温罨法

問題 113

 軽度痴呆のある高齢者が「隣のベッドの人に腕時計を盗まれた」と訴えた。
 対応で適切なのはどれか。

1. 再度探すように促す。

2. 一緒に隣の人に尋ねる。

③. 話を聞いて一緒に探す。

4. 看護師が探す。

問題 114

 加齢による薬物動態の変化で正しいのはどれか。

①. 水溶性薬物の体内蓄積量は増加する。

2. 薬物の吸収速度は速くなる。

3. 肝臓の代謝機能は上昇する。

4. 薬物の血中半減期は短くなる。

問題 115

 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)で正しいのはどれか。

1. 60歳以上で常時介護を必要とする人が利用できる。

2. 家族が宿泊する部屋の設置が義務付けられている。

③. 要介護者100人当たり看護職員は3人以上必要である。

4. 特別介護のための個室面積加算はない。

問題 116

 骨粗鬆症の高齢女性に対する日常生活の指導で正しいのはどれか。

1. ビタミンCを多く含んだ食品を摂る。

2. 前傾姿勢で歩く。

3. やわらかいベッドで寝る。

④. 筋力を増強する運動をする。

問題 117

 介護保険制度における要介護認定で不服申立てをする窓口はどれか。

1. 意見書を書いた医師

2. 介護支援専門員

③. 介護保険審査会

4. 簡易裁判所

問題 118

 子どもの権利条約で正しいのはどれか。

1. 対象年齢上限は15歳である。

2. 健康な子どもを対象としている。

③. 子どもの社会的権利を幅広く規定している。

4. それぞれに独立した4つの権利からなる。

問題 119

 乳児期の栄養で正しいのはどれか。

1. 母乳栄養ではビタミンCが不足しやすい。

2. 果汁やスープを与えて離乳を開始する。

3. 離乳は12か月までに完了する。

④. はちみつは1歳まで与えない。

問題 120

 6か月の乳児。健康診査時に母親が「お兄ちゃんと比べてこの子はミルクの飲みが悪いです」と訴えた。児の身長と体重は月齢相当であった。
 対応で適切なのはどれか。

1. 「お母さんの思い過ごしでしょう。」

2. 「ミルクを減らしてみましょう。」

3. 「お兄ちゃんと比べないで下さい。」

④. 「ミルクを飲むところを見てみましょう。」

問題 121

 1~4歳児の死因で最も多いのはどれか。

1. 肺炎

②. 不慮の事故

3. 悪性新生物

4. 心疾患

問題 122

 正しい組合せはどれか。

①. 構成遊び ―――― 積み木

2. 模倣遊び ―――― 絵本

3. 受容遊び ―――― ブランコ

4. 感覚遊び ―――― ままごと

問題 123

 学童期における肥満予防で最も適切なのはどれか。

1. 運動より食事制限が重要である。

②. カロリー制限より栄養バランスを優先する。

3. 清涼飲料水で空腹感を抑制する。

4. 食事回数を2回にする。

問題 124

 ファロー四徴症の乳児。無酸素発作を繰り返すようになり手術を受けることになった。
 手術前の看護で適切でないのはどれか。

①. 腹臥位にする。

2. おむつを緩めにする。

3. 泣いたらすぐ抱っこする。

4. 乳首の穴を大きいものにする。

問題 125

 乳児の脱水で正しいのはどれか。

1. 7,000gから6,500gへの体重減少は軽度の脱水に区分される。

2. 軽度の脱水でも大泉門の陥没が認められる。

③. 嘔吐を繰り返す脱水ではアルカローシスを伴うことが多い。

4. 細胞内液の割合が高く成人に比べ脱水になりやすい。

問題 126

 乳児の経鼻胃管挿入の長さの目安で正しいのはどれか。

1. 頭頂から剣状突起

②. 眉間から剣状突起

3. 口唇から剣状突起

4. オトガイ部から剣状突起

問題 127

 先天奇形と初回手術時期との組合せで正しいのはどれか。

1. 口唇裂 ――――― 2週~1か月

②. 口蓋裂 ――――― 1~1歳半

3. 合指症 ――――― 2~2歳半

4. 胆道閉鎖 ―――― 3~3歳半

問題 128

 若年性関節リウマチで入退院を繰り返している患者の関節症状に対する看護で適切なのはどれか。

1. こわばりのある関節部位に冷湿布をする。

2. 臥床時は関節を伸展位にする。

3. アスピリンは入眠前に与薬する。

④. 非活動期は関節可動域訓練を行う。

問題 129

 「健やか親子21」の主要課題はどれか。

1. 女性が仕事と育児を両立させるための支援体制の整備

2. 母子保健・福祉の連携体制の整備

3. 周産期における高度先進医療の推進

④. 子どもの心の安らかな発達の促進

問題 130

 閉経後に発症しやすいのはどれか。

1. 子宮筋腫

②. 高脂血症

3. クラミジア感染症

4. パニック障害

問題 131

 33歳の妊婦。妊娠8週で経過も順調なので妊娠中にエアロビクスをしたいが何かアドバイスはないかと尋ねてきた。運動習慣はない。
 エアロビクスの説明で適切なのはどれか。

①. 妊娠16週ころから始められる。

2. 毎日することが望ましい。

3. 1回60分以上を目標にする。

4. きつく感じるぐらいの強度がいい。

問題 132

 妊娠期の喫煙の影響で正しいのはどれか。

1. 自然流産率は変わらない。

2. 小奇形の発生率は高くなる。

③. 低出生体重児の出生率は高くなる。

4. 遷延分娩の割合は高くなる。

問題 133

 妊娠20週の妊婦。「妊娠前は毎日排便があったのに、2週ぐらい前から2、3日に1回の排便になったのですっきりしない」と話す。
 献立に取り入れる食品で最も望ましいのはどれか。

1. うどん

2. 豚肉

3. 鶏卵

④. おから

問題 134

 妊娠38週6日の経産婦。妊婦健康診査で「この3、4日、明け方にお腹が10~15分間隔で張ります。痛みもあるんですが、朝食を食べる頃には張りは不規則になり、痛みもなくなります」と話す。子宮口2cm開大、血性分泌物少量、破水はしていない。
 正しいのはどれか。

①. 前駆陣痛

2. 開口期陣痛

3. 微弱陣痛

4. けいれん陣痛

問題 135

 妊婦への初回授乳の説明で適切なのはどれか。

1. 「乳頭は浅めに含ませましょう。」

②. 「左右両方の乳房を吸わせましょう。」

3. 「授乳時間は20分以上を目安にしましょう。」

4. 「授乳目安量は生後日数×20mlにしましょう。」

問題 136

 妊娠39週、2,970gの児を正常分娩した。
 産褥6日の経過で順調なのはどれか。

1. 乳房緊満感の消失

②. 子宮底臍恥中央の高さ

3. 赤色悪露

4. 分娩直前より体重減少3.0kg

問題 137

 新生児の睡眠で正しいのはどれか。

1. REM睡眠は睡眠全体の30%である。

2. 睡眠時間は約8時間である。

③. 睡眠は多相性を示す。

4. 生後2週間で昼夜の睡眠リズムができる。

問題 138

 垂直感染と新生児への影響との組合せで正しいのはどれか。

1. トキソプラズマ ――――――――― 肺炎

②. B群溶血レンサ球菌 ――――――― 敗血症

3. 麻疹 ―――――――――――――― 難聴

4. 2型単純ヘルペス ―――――――― 水頭症

問題 139

 妊娠32週の妊婦。切迫早産で入院した。
 援助で適切でないのはどれか。

①. 乳頭の手入れ

2. 外陰部の清潔

3. 便秘予防

4. 出産準備教育

問題 140

 「午前中は頭が働かず考えられない。動けない。午後には楽になる」と訴え、観察でも同様の状態が認められた。
  患者の状態で正しいのはどれか。

1. 解離状態

②. うつ状態

3. パニック状態

4. 亜昏迷状態

問題 141

 精神疾患における神経伝達で正しいのはどれか。

1. シナプス後膜の受容体が消失する。

2. シナプス間隙の伝達物質の種類が変わる。

3. うつ病はアセチルコリンと関係が深い。

④. 統合失調症はドーパミンと関係が深い。

問題 142

 せん妄状態を起こしやすい疾患はどれか。
a. 髄膜炎
b. 躁うつ病
c. 摂食障害
d. 頭部外傷

1. a、b

②. a、d

3. b、c

4. c、d

問題 143

 3週入浴していない統合失調症患者。下着は週1回着替えているが入浴は拒否している。
 対応で適切なのはどれか。

①. 以前の入浴時の体験や表情について情報を集める。

2. 入浴の気持ちよさについて詳しく説明する。

3. 入浴拒否は間違った行動であることを説明する。

4. 直ちに清拭を行う。

問題 144

 抗うつ薬の内服を開始して間もないうつ病患者で起こりやすい副作用はどれか。

1. カタレプシー

2. 流涎

3. 水中毒

④. 起立性低血圧

問題 145

 精神疾患と治療薬との組合せで正しいのはどれか。
a. 神経症 ―――――――― リチウム
b. うつ病 ―――――――― 選択的セロトニン再取り込み阻害薬
c. 統合失調症 ―――――― 非定型抗精神病薬
d. 躁病 ――――――――― 中枢神経刺激薬

1. a、b

2. a、d

③. b、c

4. c、d

問題 146

 自我の防衛機制としての退行はどれか。

1. 他者の特性を自己に取り入れようとする。

②. より低次の発達段階に逆戻りする。

3. 真の感情を抑圧して正反対の態度をとる。

4. 不安な感情が意識に上らないようにする。

問題 147

 自殺企図のため、患者本人の同意は得られないが保護者の同意を得て入院した場合の入院形態はどれか。

1. 応急入院

2. 措置入院

③. 医療保護入院

4. 任意入院

問題 148

 抗精神病薬を服用中の患者が「足がムズムズして座っていられない」と訴えた。
 考えられる副作用はどれか。

①. アカシジア

2. ジストニア

3. パーキンソン症候群

4. 遅発性ジスキネジア

問題 149

 精神障害者を対象とした小規模作業所の機能で最も重要なのはどれか。

1. 生活費を賄える程度の収入

2. 作業能率の向上

3. 日課をこなせる体力の維持

④. 社会の中の居場所

問題 150

 家族と同居している統合失調症患者の訪問看護で正しいのはどれか。

1. 患者の生活技術を向上させる。

2. 入院中と同様に服薬管理は看護師が行う。

③. 家族に対する心理的援助を行う。

4. 食事は家族に手作りさせる。

No comments:

Post a Comment